看護科

看護師への最短の道

  • 宮崎穎学館
  • 定員80名
人が人を癒やす、人が人のことを思いやる。それはとても難しいことです。5,000名の看護師を育てた実績を持つ看護科では、5年間にわたって心のケアと向き合い、それをサポートする知識や確かな技術を身につけていきます。カリキュラム終了時には、看護師国家試験の受験資格が得られます。
看護師への道
中学卒業後、看護師国家試験の受験資格を取得するまでの期間が最短です。
修業年限5年間に普通教科62単位、専門教科92単位(看護基礎医学、基礎看護、成人看護、母性看護、看護情報処理、看護臨地実習など)を学習し、看護臨地実習は宮崎市内・都城市内の病院等で行われます。
看護専門科目(高校3年間)
基礎看護
「看護の基本となる概念」、「基本的看護技術」「保健・医療・福祉のなかで看護の果たす役割」について学びます。校内には設備の整った実習室があり、高校の看護科教員が授業や実習指導にあたる
看護基礎医学
「体の仕組みや働き、薬物や病原菌・栄養・病気の成り立ちなど看護・医学の基礎を学ぶ
成人・老人看護
成人や老人のことを学習し、健康な生活を続けることや、病気になったときの看護の方法を学習する
母子看護
子どもや妊産婦のことを学習し、子どもが元気に成長することや、病気になったときなどの看護の方法を学習する
看護情報処理
情報処理に関する知識と技術を学習し、看護の分野での情報やその手段を活用できようにする
看護臨地実習
各科目において習得した知識と技術を臨床の場で活用し、実践する経験を通して、看護観を育み、問題解決方法を学ぶ。1年生から医療施設や福祉施設での実習が組まれている。学年が上がるに従い、実習期間も長くなり内容も専門的になる。病院・施設では看護師の方の指導のもとに、直接患者様に日常生活の援助や処置等の実際を見学、体験する。学校側の専任の教員や臨床指導者が各病棟に1人ずつ配置される
看護宣誓式
1.目的
ナイチンゲールからの灯火を受け継ぐことにより責任の重さを感じるとともに、今後の臨地実習に向けての心構えをより一層強いものにする
2.対象生徒
看護科3年生
3.式次第(主な内容は下記のとおり)
宣誓の儀〈ナイチンゲールの灯火〉
ナイチンゲール誓詞〈宣誓者全員で暗唱〉
生徒代表お祝いの言葉
生徒代表謝辞
宣誓の歌
その他の取り組み
1年 2年 3年
4〜8月 ・交通安全教室
・携帯安全教室
・薬物乱用防止教室
・交通安全教室
・施設実習
・実習まとめ発表会
・看護宣誓式
・交通安全教室
9〜12月 ・学研模試
・各種検定試験
・臨地実習
・施設ボランティア参加
・校外ボランティア清掃
・各種検定試験
・臨地実習
・実習まとめ発表会
・施設ボランティア参加
・各種検定試験
1〜3月 ・施設見学実習
・学研模試
・修学旅行
・学研模試
・看護科5年一貫校統一試験
・消費者センター講座
・卒業後専門課外
思いやりの心(人権、生命の尊重)の育成
  • 1. 基礎看護教育、臨地実習、ボランティアに触れることにより、弱者(疾患、障害をもつ人、高齢、子どもなど)、に対する理解と、関わりかたを学び、相互に助け合って生きていくことの大切さを体感することができる
  • 2. 自立に向け努力している入所者の姿や、生きがいをもって充実した生活を送っている地域の高齢者との関わりを通じて、マイナスイメージを払拭することができている。また、看護や介護が必要とされていることを実感できる
学習意欲の高揚
実習やボランティアの後に「もっと人の役にたちたい」「もっといい看護ができるようになりたい」という気持ちが生じ、学習態度や生活態度が向上する生徒も多い
目標の再確認
実習やボランティアを通じて人の役に立てる喜びを実感し、看護師への夢をさらに強め、失敗や反省を通して今のままでいいのかと自分自身を振り返る機会となっている
自主的に学習する方法や思考力、実践力の育成
実際の病棟実習は、生徒にとっては非常に緊張感を伴う。受け持ち患者様との関係作りなど、責任の重さを感じながら、日々の実習の実践、記録、事前学習などの試練が伴う。しかし、その反面実習終了時には、自信と達成感を味わい、成長したことを実感でき、看護観を育むことが出来る
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